“もう一度働きたい”を叶える素敵なイベント「ママドラフト会議」取材しました!

「子育てや家庭の事情で仕事を辞めたけど、もう一度働きたい」
そう思っている人は多いと思います。でも、「再就職に向けて具体的に何をしたらいいんだろう」と悩み、「バリキャリというわけでもないし、子どもがいる私を雇ってくれる会社ってあるんだろうか」と再就職に向けて行動に移せない人もいるのではないでしょうか。

「子育てしながら、仕事も頑張りたい」。そんな女性たちの希望を叶えるイベント「ママドラフト会議」が2021年1月26日、オンラインで開催されました。

私が「ママドラフト会議」を知ったのは偶然でした。ライターの仕事でたまたま取材させていただき、「ママドラフト会議」を主催するNPO法人ママワーク研究所(田中彩理事長)のご好意でママドラフトをオブザーブで拝見する機会をいただきました。

「ママドラフト会議」は今回で16回目。再就職を希望する女性たちが人材の採用を検討している企業に向け1分間の自己PRのスピーチをし、企業と条件が合えば採用となるマッチングイベントです。

これまで九州各地や山口、東京などで開催されてきましたが今回はコロナウイルス感染拡大の影響もあり、Zoomを利用したオンラインでの開催。九州各地に住む看護師やケアマネージャー、ライター、システムエンジニアなど資格や即戦力となる経歴を持った27人の女性たちが参加し、自分の持つスキルをアピールし再就職に向けての意気込みを語りました。スピーチ中に「ママ、ママ」とお子さんの激励を受ける姿も見られ、イベントは和やかな雰囲気で進行しました。

スキルや経験はあるのに、フルタイムで働くことが難しい、残業ができない…。そんな理由で再就職をあきらめている人は多いと思います。一方、少子高齢化が進んで人材を採用したくても採用できず、短時間でいいから働いてほしいという企業もあります。その両者をマッチングできれば、Win-Winですよね。素晴らしいイベントだなと思いました。

日本の高齢化率は2020年現在、28.4%になっています。
参考:令和2年版高齢社会白書(内閣府)

これからは子育てだけではなく、介護をする人も増えるでしょう。未来に向けても在宅勤務や時短勤務などで柔軟に働けることは重要になってくるはずです。ママドラフト会議に参加する企業は在宅勤務や時短勤務OKの企業で子育て中でも働きやすい会社です。

ママドラフト会議の参加者はみんな素晴らしいスキルや経験を持っていました。働きたいという意欲もある。このまま埋もれているのはもったいないな、素直にそう思いました。

とはいえ、ブランクや家庭と両立できるのかなど再就職への不安は大きかったはずです。ママドラフトの参加者は事前に数カ月間、ママワーク研究所の研修を受け、再就職を支援するコンシェルジュと共に自分のキャリアの振り返りやスピーチの練習をするそうです。再就職に向けて一緒に走ってくれる専門家がいる。これは心強いと思いました。沖縄で講座が受けられるなら、私も受けたかった…(ママドラフト会議に出られるかは別として)。

ママワーク研究所は九州をメインに女性の再就職の支援をしています。もう一度働きたいと思う方はママワーク研究所のリンクを貼っておきますので、チェックしてみてください。ちなみに、私はメルマガに登録してしまいました。

取材に対応してくれた広報担当者さんが同世代のうちなーんちゅだった、という楽しい偶然もうれしかったです。ママワーク研究所のみなさん、ありがとうございました!

ママワーク研究所HP

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